定例4 2018-12-17

曇然とした天気。
雨も降りそうで降らず、なんとなく打破したい、そんな雲が現場を覆っていた。
1Fのスラブコンクリートを打設する直前の工程で、現場には埋設配管の立ち上がりが土筆のように立っている。

基礎コンクリート打設までは、現場に湧き出る地下水や直前に降った雨水をかき出すポンプが常時作動していた。メロディーとはいかないまでも、とてもリズミカルなポンプの音が響いていたが、今はもうその必要もなく、現場はシンと静かな印象。そんな中、図面を見ながらちゃんと配管が埋設されているか確認していく。特段問題なさそうな状況だったが、立ち上がりの配管の一本にパイロン(セイフティーコーン)が被されていた。ん?なにかの間違いか?図面にはそんな所に立ち上がりはない。現場で間違って設置したのでパイロンを被っているのかもと推測し、現場所長に確認したところ、担当行政が必要と判断し付けさせられたとのこと。これは、全くもって理解できず、理不尽なこと。後出しジャンケン過ぎるのである。

確認申請の事前段階において、この担当行政とも協議し、最終の意見書までもらっている。その意見書においても、上記のような新たな配管類が必要とは書かれていない。施工段階においてその見解を変えたということだ。設計段階でのお墨付きがあり、その内容で工事契約しているのだから、その変更で生じる費用は、見解を変えた当事者が支払うべき・・・施主でなくても誰もがそう思うはずである。またそれをされると、これまで設計に費やした時間やエネルギーが、全くもって無駄になる感覚だ。インフラ関連の担当課でもあり、施工業者に対しある程度の融通のようなものが効くとお思いなのだろう。この件は必ず言及対象にと心に誓い、より大事な業務を今はこなそうと思う。また、そんなことを言い出す担当者の頭にパイロンをかぶせることができるARアプリを開発すべきだと真に思う。