定例13 2019-09-11

今日も降りそうで降らない雨。
悠長に雨乞いをしているが、今はお盆時期。
普通ならピーカンのもと、影の縁側の下でスイカでも食べているのが記憶の風景でもあり、焦りは禁物ということなのだろう。世間の休日にもかかわらず、現場はいつもよりゆっくりと、でも先を見込んだ作業が着々と進められている。

 

外壁仕上など、外部足場の作業はほぼ完了をむかえる。ちらり養生シートから見える建築をみて、少し緊張が解かれる気持ちだが、中に入ると再び締め付けられる感覚になる。素直な構造体は、内部の仕上げ・下地でみるみるオブラートに包まれているような気持ちになる。また、包まれているのに、なぜか日増しにうるさくなってしまう。純粋だったものが、言葉を覚え、なぜ・どうしてならまだしも、まるで反抗期たらしめるものにまで変化するのではと思ってしまうからだ。人間同様、健全な(外)形は、健全な内部により成り立つとした近代巨匠の言葉を思い出す。反抗期もれっきとした健全な生理現象といえばそれまで。ただ、それで良しとはしないでおこう。