外部足場も解体され、建築の外観が現れ一週間。
そろそろ秋の空気も漂い始める季節だが、本日も残暑厳しい天気が広がる。
全貌、というとやはり建築の外部を指すイメージが強い。ただ建築は人間と同じだとすると、外見だけで判断はできない(躾け的にはしてはいけない)。内臓部分がいかに健全に機能し、かつ美しいことが肝要であり、その状況を外部から内部と表裏一体的に認識できることが理想といえる。さて、建築は内面から美しくあることができるであろうか。例えば内外を規定する明確な幾何学を用いることでその橋渡しはできるであろうが、規模や構造に依るところがおおいにある。また小さな規模でも内部の空間性を露呈し、グロテスクに全貌化することもあろうが、際物として社会的に許容できるかどうかによる。諸々そのようなことを考えながら、内部工事を見ていく。仕上がりまで1ヶ月弱。あともう少し。
