定例no.5 2020-08-06

9月に入る。日差しはほんの少し柔らかくなり、雲で陰ると、現場は秋らしさを感じられる残暑の様相であった。
基礎の配筋に関する中間検査も無事合格し、すぐさまコンクリートを打設、脱型にまで至る。コンクリートも無事隅々まで流れ込み、ジャンカは見当たらない。基礎は2度に分けコンクリートを打設するため上端筋がみえている。ここだけみると、容易にコンクリートが流れ込むと思いがちだが、かなりの量の鉄筋が下部に埋まっている。防湿・断熱措置、床配筋の後、2回目のコンクリートをスラブと一体化するように打設予定となる。大きな問題もなく工程進行は順調。
この状態の現場を見渡すと、建築の大きさが一望できるため、その規模がとても小さく感じられる。建て込むにしたがって、それはどんどん大きく、また広くなっていくのが通例だが、そのギャップを埋め空間を早期に想像・想定することが、現段階の要とも言えよう。事務所に送られる多種多様な施工図にスケールを当てながら、実際の建築空間に再度思いを巡らす。