年が明け本格的に工事が始まる。
外は冷たい雨模様でも中では着々と、また沸々と作業と工事の見通しに対して意見交換が行われる。年末の初回定例で、初期に確認できる大きな問題等は把握しており、その対策や新たな懸念事項などなどについて確認し現場の意識共有を図っていく。一番の番狂わせは、計画初期に受領していた諸条件に勿論有る前提の動力幹線が現場に入ってきておらず、引込みから本工事で追加対応しなければならなくなったこと。その原因究明にかける時間もなく、施主に事情説明を行い只々工期内に全ての作業を終らせる段取りを模索する。

ある程度予測していた資材や機器等の納期遅延については、なんとか仕様同等にて代替対応できる目星がつく。このあたりは元請の資材調達能力の賜物であり、流石と素直に感心する。大きな問題を先に押さえ対策を段取りすれば、このあと次から次にやってくる(と思いたくないが、現実は然り、、)様々な検討事項を集中して対応することができる。2ヶ月先の段取りをしながら、目の前の配管が図面通りか否か、足らずは無いか、設備の仕込みが進む現場を図面片手に見て歩く。こちらも見落としあれば後で諸々引っ剥がすことになる。ミクロもマクロも同時に見通す視点が現場では必須になることをあらためて実感する。
