定例no.6 2020-08-08

現場は透きとおる空が広がる。
周辺減光のなせる技でもあるが、淡い青からブルーブラックまで、具に感じとれる深い空だった。奥行き方向にある感じとることができない深さは、神秘と透明性の極みなのだろう、と夢想しながら、目の前の現実を確認していく。現場は、1Fスラブ工事のため砕石敷が施工されているところだ。地中梁の一部鉄筋を露出している箇所を養生しながら重機を入れ作業しているが、養生が甘く鉄筋を一部損傷している箇所あり、修正を指示する。

 

 

とても初歩的なミス。でもミスのほとんどはそれに該当する。なんとか避けたいところだが、見落とし、油断、思い込みなど、人的な事情に起因するこれらのミスに対応するには、常時・逐一・全員に情報共有とその確認を図る必要がある。とても容易に感じる解決策であるが、全てにおいて達成することは不可能に近い。それを補完に導いてくれるのは、常日頃の気付きを伴う経験であり教育・学習なのであろう。様々な状態に感け、みえなくなる気付きに背を向けている自身も反省することが大いにある。絶妙に配置された足洗い場をみながらそう思う。