定例no.13 2020-09-07

秋晴れが続く。
現場では早期に内部工程に取りかかれるよう、屋根・外壁に取り合う金物等部材の設置が進む。屋根では、納まりの基準となる軒樋や鼻隠しを施工しながら、より細心の注意が必要なトップライト金物の設置も始まる。現場の中で最も過酷な環境になることが容易に想像がつく部分にトップライトを設置するのである。当たり前のことをより当然のこととして注意を払い、かつスムーズに施工できるようこころがける。強度・構造はもちろん、気候変化に伴う結露、熱による膨張と風雨に対する仕舞いなど、配慮すべき要素を書き連ね一つづつ検討する。そして、それら検討要素を2、3重の対策で対応する(できる)ことが、なによりも重要になる。「シーリングは必ず切れる」のであれば、例えばどうするか。切れる原因になるべく晒されな、切れても雨水が漏れない、そして修復が容易に行える、それら連関する対策が必要であり、一つ抜けると必ず漏れ、建築の老朽化を早めることとなる。建築というのは、垂直と水平、両方の思考が必要で、時に斜めから見るという視点が最も的を得ていると感じることがある。