定例3 2018-11-22

本日も晴天ナリ。
夏の気配を濃く感じることができる暑い一日。現場は基礎配筋が進む。
昨今の職人不足を反映してか、はたまた順調な段取り故なのか、現場は鉄筋工が只一人黙々と作業を行っていた。

他の現場をいくつも掛け持ちしながら、職人は東奔西走の日々だという。現場所長曰く、実際に人不足と仕事量、両方加味し段取りに反映しないことには工事にならないとのこと。人を育てようにも若者はおらず、熟練工はリタイアしていく、それでも仕事量は以前とほぼ変わらない。その状況下、外国人労働者を受け入れ対応している業者も多々あるが、仕事の量と質を見極め、各々調整する能力が建設業者にも問われる時代といえよう。

設計の現場でも高齢化問題はあることはある。しかし、多くの業種と職人が行き交う工事現場での切迫した状況とは、やはり若干異なる。おそらく、変遷余儀ない工事チームと、ある程度人に目星がつく設計チームとの違いがそう思わせているのだろう。ただ、人工知能が設計の現場に及ぼす影響の方が早く、また多大な変化をもたらしそうな気配だが、その話題は追々。

「昔なら、、」と、現場での会話の途上よく口にした。それほど昔と思わなかったことが、火急に現実味を帯び過去になる瞬間なのだろう。現場では、圧接も済み、鉄筋のカゴが組まれ、型枠が付加されていく。近い将来、ロボットが行う作業になるのかもしれない。人が組み上げていたことが、ある種の世界観と共に、過去になるのも時間の問題なのだろうか。